第50話 禁断のボアアップ 西さんによろしく♪

 
作成日 2009/02/10

久々の作業連絡です
今回は、水没したエンジンの交換です

交換するエンジンは、
ちょっと新手?のチューニングショップで組んでもらったコンプリートエンジン
僕自身、改造エンジン本体をショップから購入したのは初めてなので
どんなものか楽しみです!!

実は、このチューニッグショップからは以前、ボアアップキットを購入てました

ただ、残念ながら、エンジンが水没してしまい、
ボアアップしても仕方が無い状況に陥ってしまって困ってました(汗
そこに運良く同じチューニングショップのコンプリートエンジンが某オークションで出品されてましたので
ボアップキットと差額分を支払うことで了承して頂き購入しました
いや〜、フミさんありがとうございます

まっ、今回の作業の前にはこんな経緯がありましたとさ〜

では、本題です
購入したエンジンですが、
ボアアップして243cc化し、6速ミッション、その他もろもろです
エンジンにはフライホイールとスプロケ、ジェネレータカバーが付いてないので
これらを200エンジンから移植する必要があります

まずは、エンジンの脱着です
エンジン降ろし自体はなんら難しい作業ではないのですが、
メンテスタンドは必須です
なんだかんだで重いですからね^^;

そんなこんなで降ろし完了
随分と、すっきりしてしまった感じがあります
降ろされたエンジンも溺死と言う最後ですが十分走ってくれたと思います
大体、30000km・・・
う〜ん
ちょっと、お亡くなりになるには早すぎたかな・・・(汗
うう・・・なんにせよ、この子はお役目を全うし、天に召されようとしてます
残念です・・・

まずはフライホイールの摘出です
使うのは、フライホイールプーラー
手持ちのプーラーを使いましたがとてもとても・・・
引き抜くことが出来ません・・・
所詮は原付用なんでしょうかね・・・σ(^_^;)アセアセ...
とりあえず、整備マニュアルに書いてある品番のプーラーを注文することに
で、注文してきたのがこれ・・・

ただのネジやんけ==!!!
値段も500円と純正パーツの割りにえらい安いな〜とは思ったが確かにこれなら^^;

コイツを使ってフライホイールを外します
とにかくスピナーを使ってネジ締めこんで行けば、フライホイールがポーンと取れます
ハンドパワーな作業でした(笑

一応、外したフライホイールの部品もチェック
えたりや段つきは無いか見ます
多分、大丈夫。。。うん・・・たぶん 笑

気を取り直し、243エンジンにフライホイールを組み込みます
ストレートのトルクレンチを使ってみました
一応、床にユニバーサルホルダーを固定して締め付けたので
キチンとトルクは掛かってるはず・・・ 笑2

交換するスプロケです
移植しようかなとも考えましたが、
NTBと呼ばれるメーカーから純正品相等品が安く出品されてましたので
これを使うことに〜
どうやら、ナップスの純正コーナーに並んでる純正品の半分以上はこれだったりします^^;
国産メーカーなので、品質には問題ないでしょう〜多分 笑3

さらに買い足して置きましょう
ジェネレータカバーを取り付けるのにガスケットが必要なので用意して置きましょう

243エンジンをいよいよ装着します
と、思ったら・・・
あ・・・あれ???
データが壊れた???
グハッ、写真が!!!
ってわけで、写真はこれまで・・・

気を取り直して・・・
特に今までと同じ流れで、何てことも無く、エンジンは載りました
キャブレターのセッティングも貰った付属の資料通りにセットして完了です

うん!

OK!!

早速、始動!!

キュルキュルキュル〜〜〜〜ぶおぉぉぉぉぉ〜ん

おお===!!
ついにTWちゃんが復活です^^
と思いながら、アクセルを軽く開けてみると・・・
プス・・・・

ありゃ????
とりあえず、またエンジンを掛け、アクセルを開けるとと・・・

プス・・・

はにゃ〜〜〜
今度は、かな〜〜〜りゆっくり開けても・・・

プス
キャブがおかしいのかな〜???
とりあえず、バラシて清掃
清掃後、再始動しますが同じ症状・・・
今度は思いっきりジェット類を濃くして見ます
結果は同じ・・・
薄くしても同じ・・・
なんじゃこりゃ====!!!!

とここで断念・・・・・
トホホホ・・・
走れる状態にはなりませんでした(泣
結局わからずに、いろんな人にアドバイスを貰いながら、一つの可能性に辿りつきました
電装系・・・
ジェネ周りの漏電、もしくはCDI
ジェネ周りの配線のキズは見当たらなかったので、
CDIを注文して買ってみたら・・・

おおお!!!
吹けた!!!

やった===!!!

ここまでたどり着くのに3ヶ月でした
そして、やっぱりおまえ(CDI)か!!!
とか思っちゃったりもします(モトコンポ時代を参照)

あの時は、バッテリー不調による過電圧でバッテリー点火のCDIを壊してしまっていましたが、
TWではそんなことはありえないと思ってました
(フラマグ点火だから)

しかし、壊れたCDI根元を見るとひびが入ってました
あ〜なるほど、水没した時に中に水が入っておかしくなったわけね
原因は分かりました
また一つお勉強させて頂きました
ゴッツァんです!!

ま=、これで無事動けるようになったんでめでたしですね
よかよかです

次回からは細かいセットアップに入らせて頂きます

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