第48話 キャブレターのオーバーホール |
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作成日 2008/09/10 |
さてさて、筑波での突然のエンジントラブル・・・
現在も不動で一体何が原因なのやら・・・
そんな訳で、まずはキャブレターのチェックから始めようと思います
ゴミが詰まってるだけなら良いんですが・・・(汗
1.シート、サイドカバーの取外し
→の部分のシート裏のネジを外します
同時にサイドカバーも外します
※シートを変更してるので、見た目は違いますがやってることは同じですね
2.フューエルOFF
@タンク下にあるフューエルコックレバーの位置をOFFに合わせます
AレバーをOFFにしたら、ホースを抜きます
3.タンクの取外し
ここのネジを外します
※純正だと、ここは10mmのボルトです
4.パワーフィルター取外し
パワーフィルターを外します
※純正はパワーフィルターの代わりにエアクリBOXを外します
5.アクセルワイヤー類の取外し
アクセルワイヤーを外します
2本あるので、どちらも外します
6.インマニ側の取外し
吸気側と同じようにバンドで止まってるので、それを外します
あとはスポって抜けます(笑
7.キャブレター摘出
こんなカンジでキャブレターを摘出します
横にすると、フロートチャンバに溜まったガソリンが漏れてくるので
予め、キャブ下部のドレンからガソリンを抜いておきましょう
8.フロート室の分解
矢印のネジを外すと、キャブの下半分が外れ、中身が見れます
同時にパイロットスクリュを外します
9.ジェット類の清掃
@がパイロットジェット(スロージェット)
Aがメインジェット(小さい方)とそのアダプター(大きい方)
こんなカンジで、ゴミが詰まってないか、確認します
詰まってたら、エアーやスプレーでゴミを払いましょう
10.簡易油面調整
簡易的ですが、油面を調整します
フロート高さが26.5mm〜27.5mmに合わせます
計測てみたら、24mmしかないので調整します
青枠の部分(フロートアーム)をバルブシートのダンパーとの接触具合を確かめながら調整します
※ホントはフロートとバルブシートを取り外したかったんですが、
フロートピンが抜けなくて、分解できませんでした・・・
通常は、ピンの支持部に引き抜き方向の→が書いてあるので簡単に抜けるはず!?です
11.スロットルバルブの取外し
→の部分のネジを順々に外してミキシングチャンバキャップを外していきます
+ドライバーは#2を使いましょう
これも順々に外していきます
@スロットルアームの固定用ネジを外す
Aジェットニードル固定用のネジです
狭いので+ドライバー#1じゃないと外せないと思います
これらを外すとスロットルバルブが摘出できます
スロットルバルブ、ジェットニードルはキズや曲がりなどを確認しましょう
12.フロート室の清掃
特に汚れが溜まりやすいのがこの部屋
ドレンスクリューを外して、パーツクリーナーでしっかり洗浄しましょう
13.その他
余力があれば、チョークプランジャー&高所補正プランジャー、負圧カバーも外して洗浄しましょう
あとはキャブレター本体のパイプライン内部をパーツクリーナーを吹きかけて、貫通確認
実はこのときかなりのゴミが出できてあせりました・・・
ひょっとすると原因はこれかも・・・とか思ったりもしたり・・・
洗浄後は通常通り組めばOKです
セッティング確認も忘れずにしましょう!!
はて、まだ車両につけてないので確認してませんが
これで直ったらいいんですけどね・・・