第29話 TT250R フロント周り移植(1)

今回は以前、リアショックを変えたときに出たトラブルの解決その2です
リアショックを長くしたため、フロントが下がり
ただでさえ、チープなフロント周りがより一層チープに感じるようになりました・・・
さらに、ステアリングもかなりの引っかかり感があります
解決法としては、手軽に延長アダプタを使うか、別車種のF周りを移植するかの2択になります
Fフォーク自体の性能にも不満がありましたので、
この際Fフォーク一式を交換しようと思います

そうなると、どの車種のF周りを移植するかが問題になります
移植するF周りの条件は・・・
・TWよりも全長が長い・・・車体のスタイルがF下がりの為
・ストローク幅が長い・・・林道走行時にすぐ底付きしてしまう為
・タイヤが3.00-21・・・タイヤのバリエーションが豊富
・ディスクブレーキ・・・タイヤホイールの交換が楽
・正立フォーク・・・フレーム剛性の関係上
・ヤマハ車・・・パーツ類の検索が楽^^;

この条件で探すと、セロー、DT、TTR、YZ、WRなどがあてはまります
セローはステムの形状もTWとそっくりなので一番簡単だったんですが、
タイヤサイズの関係で断念・・・q(T▽Tq)

価格相場との関係でとりあえず、TT250Rのフロント周りを一式交換することにしました
画像がTT250R(左)のフロント周りとTW200(右)のフロント周りです


全長が全く違いますね
インナーチューブは31φから、43φにUPです
これでフロントサスペンションの性能的には良くなります  

しかし、弊害も・・・
TWのフロント周りにはスピードメーターギアがありますが
TT250Rには在りません
※TT250RはFスプロケあたりにセンサーを付けた非接触タイプです

ちなみにこの事実を知ったのは、買ってしまった後のことでした(-_-#)
いまさら後には引けないのでこのまま突っ走ります(笑

スピードメーターを取付けるとしたら、センサー式のメーターを付ける必要がありそうです
ま〜、方法に関しては後で考えましょうヽ(`▽´)/

話は進んで、下の画像がステム部です
左がTT250R、右がTW200

まず、違いはシャフト径が違うのでベアリングが違います
※ネットショッピングやバイク用品店のベアリング適合表では両車とも共通の物になってましたが
実際は違います
さらにどちらとも、純正品とはサイズが違うので使えません
注意してください


※追記:よくよく調べて見たら純正品とは互換性があるっぽいです
テーパーベアリングのアウター部分がやたら出っ張ってたんで勘違いしました

ベアリング内径
TT250R上:25mm、下:28mm
TW200上:25mm、下:30mm

もち、全長も違います
TT250Rの方が長いです
無加工はでの取り付けは不可能です

トップブリッジの取付け方法にも違いがあります
TT250Rはシャフトにナットで締め付けてトップブリジを取付けるのに対して
TW200はステムシャフトにボルトで取付けるタイプになります

材質も全く違くて、TT250Rの方がかな〜り軽いです♪

こうやって書いてくとステム部分は結構違いますね・・・(゜_゜i)タラー・・・

次はトップブリッジです
左がTT250R、右がTW200です

ハンドルクランプ部の作りが違います
TT250Rはクランプ部とトップブリッジ部が別体になりますが
TW200は一体型です
更に、左右のクランプの幅が違います

キーシリンダー取付け用の穴も全く違います
もちろん、TT250Rの方が軽いですよ(⌒∇⌒)

とてもじゃないけど、ステムシャフトを打換える技量も設備も無いので
外注に出すことにします

頼んだのはここです
UPS−TAKUさんのところでお願いしました
調べてみると、結構シャフトの打ち換えでは実績があります

UPS−TAKUさんのシャフト打ち換えの作業記録はコチラです
TW200にTT250Rの三又フィッティング

大体オーダーを出して一ヶ月くらいで納品でした
届いたのがこれです


早速、仮で取付けてみると、ばっちしです!!

てなわけで、次は早速車両に取付けたいと思います

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